そして、この前から 少しずつ感じた どきどきを 私は封印することにした。 やっぱり、彩には 幸せになってほしい。 でも、その相手が私じゃダメだから。 ------ 「嘉穂。」 「ん?」 「私、嘉穂に協力するよ。 彩に近づけるように。」 さよなら、彩。