そして、この前から

少しずつ感じた
どきどきを
私は封印することにした。


やっぱり、彩には
幸せになってほしい。

でも、その相手が私じゃダメだから。



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「嘉穂。」

「ん?」


「私、嘉穂に協力するよ。
彩に近づけるように。」







さよなら、彩。