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「はい、着いたよ。」

「ありがとー!!
わざわざ高等部までごめんね。」


「いいんだよ。
俺がしたいんだから。

それより今日帰りなんか用事ある?」


.....なんだろ、急に...?


「なんにもないよ。」

「じゃあ、待ってる。
一緒に帰ろ?」


「ま、じで言ってんの?
私たち彩より終わるの1時時間は遅いんだよ...?」

「いいよ、どっかで時間潰すから。」



....この時の彩は
目がなんだかうるうるしていて
見えたらシッポとかフリフリしてるんだろうなぁ
という表情だった。

よっぽど、帰りたいみたいです。

アセアセ....