「愛、コーヒー。」

.....やっぱり。


「もうそんな頑張んなくていいよ。
弟は彩だけで十分。」

はい、とコーヒーを渡す。


「サンキュー。
じゃあ、愛ちゃん。

...妹は?」


.....いらんわ。

そんなにやりたいんか、パパ。

「やりたいにきまってるやろー。
パパもオトコなんやで。」


「読まないでよ、心。」

「や、ばりばり口に出とったで。」


「....あ。」


見事に彩はまたかという顔。



....すみません。