「はぁ....。」


ちょぉ、ため息つくなよ、彩。



「俺が好きって言ったの忘れさせないため。


マンガとかだと
忘れて
って言うやつもあるけどさ

そんなの、絶対嫌だから。

一生覚えてろ。ってことだよ。」




「.....まじ、なの?」


「大マジだよ。

禁断とか言うけどさ
そんなの結ばれてからの話だし

今は全力で。」

....落とすから。




そういった彩の顔は
完全にいたずらっ子の顔だった。