-翌朝


「んぅッ…。」


自然と目が覚めて、目を開けると裕介のドアップが。


「っ…。」


思わず固まっちゃった。

まだ熱あるのかな…。


そっとおでこに手をあてると、まだ少し暑いかも…。

でも、まだ昨日よりはいいな…。


そう思った。


そう言えば、裕介仕事だったっけ、今日…。

何時からだろ? 一応起こした方がいいのかな?


悩んだ末、リビングに向かったあたし。


「…おはよう。」

「…ん。」


ボーッと千秋がテレビを見てた。

あたしが挨拶すると、目だけこっちに向けた。


「ね、裕介って今日仕事でしょ?」

「あぁ、だな。」

「起こした方がいいの…かなぁ?」


何時から仕事とか全く知らないんだけど…。


「多分ね。」


そう言われたから


「じゃー起こして来まーす。」


って言って部屋に戻った。

それから裕介を起こして、皆を起こして、いろいろ準備をした。


皆を送り出すと、掃除をしたり、洗濯をしたりした。


~♪

ケータイの音が鳴る。


「?」


誰だろ?