「それならあすかも付き合わせてやる??」


と千秋。
ピクッと反応する裕介。


「裕介…??」

「いや…なんでもねぇ。」

「ふぅん…。」


そう言えば櫂が…

”前に裕介とあすかは付き合ってたんだよー♪
なんか別れちゃったけどー☆”

って、そういう系の情報全部くれたんだよな…。


さすがに気まずいか。


「んじゃそうする。千秋、付き合ってね。」

「了解。」

「裕介お留守番ー☆」

「お、おう…。」


あたしって優しいなぁ~もう…。


「んじゃこれから行く??」

「これから!?」

「早い方がいいでしょ??」

「そ、そうだけど…。」


千秋だって仕事から帰って来たばっかだし疲れてるんじゃ…。


「何?? 俺の心配してんの?」

「ま、まぁ…一応…。」

「俺これでも踊ってるんだよ?? 体力は普通にあるし。
それに、この後くらいしかoffないし。」

「ほぅ…。」


忙しそうだー。


「あすか呼んでよ。行こう。」

「ぅ!? う、うんッ!!」


ちょいいきなりだよね!? 千秋サン!!!


あたしはいそいで準備をしながらあすかに電話をかけたのだった。