「あ はっちーちゃんがいる」
キャンパスの食堂でAランチを食べようとしていたら、目の前に座る友達が言った。
「か~~わいいなぁ~~」
箸を下ろして、私もそっちを見る
黒髪ストレートで、多分メイクはしてないのに私より全然大きい目
そしてツルテカな白い肌
友達らしい女の子3人と一緒にメニューを選んでる。
彼女は即決したようで、すぐに財布を出した。
メニューを決めたらしい2人が前へ進んで、まだ決めてない子一人を何気なく待っている。
そしてごめん
決められないと言う彼女に微笑みかける。
その様子は、私達だけじゃなく他の学生も見ている。
いや、先生や、食堂のおばちゃんや、
清掃員の人までもが、見ているのかもしれない。