そう信じた。





人間を、俺は信じてみたんだ……







「…………ふ~ん…」






純平は……信じてんだな…………


光の事。






だけど……分からない



純平は本当に。自分では幸せにできないと思っているのか……?






だってあるんだ。純平の心の奥に、暗い闇が………………








――――ポタッ





濡れた髪の毛から水が落ちる






でも気にせずに、服を来て純平の元へ戻った。






「お。コウ~!見てこれ!」


「何?」


「ネギネギ♪」


「………………」





馬鹿がネギで遊んでやがる……



楽しいのかよソレ……





「コウ、髪の毛びしょびしょじゃん!」

「いや、面倒くせぇし……」


「風邪引くだろ~!ホレホレ。」


「……邪魔」


「いいからいいからっ」


「違う……。ネギだよ」





純平が自分が使ってたタオルで髪を拭いてくれた。





でもネギがバサバサうざい……



顔にかかってるよ