―そして4月。 はるちゃんは常成の寮に入ることが決まっていた。 「ちぃ~、ケーキ焼いたのよ。これ、はる君家にお裾分け持っていって」 「はぁ~い」 ―そうだ!ついでにいつから寮に入るのか、はるちゃんに聞いてこよっ そお思ってるうちにはるちゃん家に着いた。