「・・・・・・・随分長いお買い物だったね?沙弥」
「・・・・・・・・・・・・・すいません」

「込んでたのかなぁ?そんなわけないよね、だって・・・手ぶらだもんね」


優しい口調で言う姉は怒りが頂点に達した・・と合図するもので


姉は、そこらへんにあったリモコンや、本を投げつけた。


「姉の言うことも聞けないのかよ!!役立たず!!!土下座しなさいよ!!!!」


「い、痛い・・・・!!・・・お姉ちゃん・・・、やめて・・・・」


姉はうつぶせになった私の背中を思い切り足でグリッと力をいれた・・・



10歳と15歳の力は比べ物にならない。

それに私の家系は元から運動に優れていて、さらに姉が上なのだ。



その後、思いっきり姉に殴られ・・・・蹴られ・・・叩かれ・・・・・


仕舞いには、テーブルにあった灰皿を私に叩きつけた。