これから俺が、もっと大人になって。
いつか、他の誰かとまた恋をして。
そしてすごく素敵な結婚をしたとしても…
俺はずっとずっと、響が好きだよ。
……出来れば、こんな辛い想いはしたくない。
でも、君はもういないから…
だから、忘れたいって思った。
忘れられたら…どれだけ楽なんだろう――…って、ずっとずっと考えてた。
でも、それが出来ないんだ。
君は俺が、本気で愛した人だから。
例え、どんなに辛くても…
もしもまた、めぐり逢うことが出来たら…その時はずっと一緒にいよう。
俺に足りないものは、君がくれる。
君に足りないものは、俺があげる。
そうしてまた、一緒にいろんなものを探しながら、歩いて行こう?
どんな時でも、君を想って…
苦しいくらい大好きで…
君へのそんな気持ち、ずっと心から消したくない。
……なくしたくないんだ。