「私の席ココだ」

「ウチあっちやから★」

自分の席に座った数分後

入学式開始のアナウンスが流れた

「まず、生徒会長の月島剛斗さんの挨拶です」

司会の人のアナウンスを聞いて剛斗さんが演台にあがった

きゃぁー

月島先輩ーっ

剛斗さんが演台に上がると黄色い歓声が上がった

モテるんだ…

「俺…僕が生徒会長の月島剛斗です。
挨拶ってもたいした挨拶できないんでこれだけ言っときます、三年間の学校生活恋して、遊んで、沢山楽しんで下さい。以上!」

そのあとは校長、来賓、の話があって長い入学式が終わった。

「入学式だるかったね~」

「うん、そやけど月島先輩かっこよかったわ~」

「あー剛斗さん?」

「剛斗!?そんな呼び方したら先輩に睨まれるで(笑)」

「はは…確かに」

「月島先輩も、時羽先輩も彼方くんもめちゃくちゃモテるからきーつけや(笑)」

「やば…」

「言ってるそばから来たで」

由利が指差す方を見るとすっごい笑顔の広樹くんがいた

「お二人サン♪一緒ご飯食べよっ」

「ぇ、うん…」

「ウチは違う子と食べるわ★」

「ちょっと由利!一緒に来てよ!!」

「そーですよ!一緒に食べましょー?」

「いや、遠慮しとくウチ、先輩に目付けられたくないし(笑)」

「はぁ!?何それー?」

「いいから行ってきぃや★」

「南さんホントにいいんですか…?」

「うん、じゃあ!」

由利はそういうと違うクラスの女の子の所に行ってしまった

「じゃ僕らも行こっ屋上で待ってるはずだから」

「うん、って広樹くんだけじゃないの!?」

「うん♪」

「誰!?」

「ナイショ★」

行ったら分かるよ♪
なんて広樹くんは言ってるけど

凄く嫌な予感がした

まさかね、、、