放課後体育館裏にこい
そう書かれた手紙があった
行ったら何されんだろ…
あたし大地と
そんなに仲よかったかな?
ちょっと話しただけ
なのにさっ!!!!
なんてもんもんと
靴箱の前で考えていると…
「!!????」
誰かに腕を捕まれた
振り返るとそこには
「華乃……………」
華乃がいた
「その長い爪立てないでよ。痛いじゃん」
「うっせぇよ。デブ」
グサッ…
「デブだけど、華乃みたいに性格ブスじゃないもんっ」
力いっぱいに腕を払う
小柄な華乃の腕は
すぐに離れた
「あんた言うね…話しあるからさっさと裏にきな!!!」
「……………行かなきゃいけない訳?お昼誰だかさんのせいで食べてないから腹減ってんだよね」
「うっせぇよデブ!!!!」
あ"〜もう!!!!!!
デブデブうっさいなあ!!!
わかってるっつーの!!!!!!
「行けばいいんでしょ!!!!?」
そう言って
華乃の後ろをついていった