「俺は、気持ちがないならヤラない。んなの意味ねぇだろ?」






"な?"



優しい笑顔でそう
笑いかけた







「そうだよね!!やっぱり仲原さん大好きだ〜」


「素直じゃん。ここ、こい」






そう言って膝の上を
たたいた







「むーり。あたし重いもん」

「重く、……ないから(笑)」


「今、間があった!!!(泣)絶対行かない」





後ろ向いてやる!!!


ばか仲原さん!!!




「ったく…面倒かけんなよな〜…」








近づく足音






フワッと仲原さんの
匂いがあたしを包んだ