深夜に目を覚ました私は
隣で眠る、貴方の寝顔を
ずっと、見つめていた。

こんなに見つめていても
飽きることは無い。

貴方は今、どんな夢を
見ているの?

いずるの口元が一瞬だけ微笑み
私の胸は、きゅんとなる。

貴方はきっと、素敵な夢を
見ているのね。

私は願う・・・

この恋が

愛に変わり

ずっと

この手にある事を

願い続ける。

瞳を閉じた私に聞こえた

微かな寝言

いずるは言う。

「・・さん、愛している」