「あら,はじめまして。晴那さんのお子さん?可愛らしい。ねぇ,成弥??」



晴那さんとはアタシのお母さんのこと。





「あっ....えっ...」



成弥は照れてた。


顔と耳を真っ赤にして...





「何言ってるのよ~。成弥くんだって可愛らしいじゃない。ねぇ,真麻??」



「えっ...なにいってんの,おかあさん!!それよりはやくスイカ食べよ!!」



「はいはい。あっ!そうだ愛子さんご一家も一緒にスイカ食べましょ。」



「えっ,いいの?!」



「いいの,いいの」



「ありがとう。ほらちゃんと成弥もお礼言って。」


「あ...ありがとう」


「いえいえ,それじゃ真麻切ってくれる??」

「うん。」



そう言ってアタシはスイカを6等分した。



顔と耳を真っ赤にさせて...