ポールポジションでお馴染みの曲で始まるレース、エディ・マーフィがBGM感覚で熱唱するDAYTONAUSAはスゴい。そんなレースが始まる。
「くふっくっくちるみ、この勝負は確実勝てるチェシャ。サテライトの他にも秘密兵器があるチェシャ。」
ちゆりのいう秘密兵器とは。

さぁ始まった。
けたたましいクラクションと共に疾走する3艘の船、私たちのは進みが悪いみたい。
「さ、サテライトシステム起動させっかな。ちゆり、OSをOLと起動させて~。」
まずマイクロウェーブを受信しサテライトシステムにエネルギーを送り、もっかいマイクロウェーブを。けどわざと別の場所に移動して水蒸気爆発を熾し、Go!
「イイぜイイぜ。グングンイってんぜ。」
ルフ?そんな誤解を招くよーな言い方は自重して。私のためにも。
「そーれ、ホバリング~!」
バシャウ
「はやっ!これこないだのより速くない!?」
「ちるみ、これが前のサテライトシステムだと思ったかい?このサテライトシステムはGX-9901-DXについてる新型のサテライトシステムを使ってるにょろ。リフレクターがGX-9900のだから勘違いしてたんだろーけど。GX-9901-DXのサテライトシステムはGX-9900のそれの倍以上の容量に出力だからね~、そろそろリフレクターが耐えらんなくなくかもね~。」
「耐えられなくなったらどーなるの?」
「爆発にきまってんじゃん。」
ヤバいんだけど。何でそんなことサラって言えんの?
「あ、あ、あぁ~!!!また明日ー!!!」
ゲヴェールお兄ちゃんが投げ出された!?まぁどーでもいーけど。
「ちゆり!」
「今止めてるとこチェシャ。ホニャー!チマッターチェシヤ!!」
「何!?」
「止めよーとしたらリフレクター除去しちゃったチェシャ。」
え?あ、リフレクターがスゴい勢いでこの船からはずれて飛んでく。その先には別の船。そして激突!
ドゥンム
「バカな!アメリカ海兵隊のこのオレ様が中国軍のミサイルにやられただと!?すまないキャシー!天国へ行けるかなー?」
ニューヨーカー風のインコの船に命中したっぽく爆発が見えた。