シーファは海宝堂に加わってから、航海の上でしなければいけないことをたくさん教えてもらった。
その中の一つに、『船は乗員全員で動かし、止める。』というのがある。
甲板の掃除から帆のたたみ方、錨のおろし方、などなど…出来る事が増えていく毎日はそれだけで楽しくてしょうがなかった。
しかし、舵はまだ触らせてはもらえない。ニーナ曰く、
『海図を読めるようになってから』
だそうだ。
と、いうことで、リュートと共に海図の猛勉強中なのだが、実は海図が読めなくとも舵を動かすことは出来るということをニーナが内緒にしているのを2人は知らない。
海図を読めるニーナが隣で指示をすればそれでいい話なのだが、ニーナは2人に、(特にリュートには)舵を触らせる気は無いのだ。
こちらもニーナ曰く、
『命がいくつあっても足りないから』
だそうだ。
それを聞いたガルは苦笑いしながら、反論しなかったという…。
その中の一つに、『船は乗員全員で動かし、止める。』というのがある。
甲板の掃除から帆のたたみ方、錨のおろし方、などなど…出来る事が増えていく毎日はそれだけで楽しくてしょうがなかった。
しかし、舵はまだ触らせてはもらえない。ニーナ曰く、
『海図を読めるようになってから』
だそうだ。
と、いうことで、リュートと共に海図の猛勉強中なのだが、実は海図が読めなくとも舵を動かすことは出来るということをニーナが内緒にしているのを2人は知らない。
海図を読めるニーナが隣で指示をすればそれでいい話なのだが、ニーナは2人に、(特にリュートには)舵を触らせる気は無いのだ。
こちらもニーナ曰く、
『命がいくつあっても足りないから』
だそうだ。
それを聞いたガルは苦笑いしながら、反論しなかったという…。