洞窟に戻ってきた4人は、再びたいまつを燃やして中に進んで行く。
暗闇の道を進み、マグマの広間に出ると、ガルの表情に影が落ちた、が、リュートの興奮して3人を呼ぶ声に感傷に浸る暇は無い。
「こっち、こっち!さっきまでとは全然違うぞ!」
リュートが指差すのは、先日、マティリが出てきた洞窟の奥へと続く道で、少し入ると今まで歩いてきた道とは全く違うちゃんと造られた階段が下にむかってらせん状に伸びていた。
壁には光る苔のような物が群生していて、ぼんやりと明るい。
「たいまつはもう必要なさそうだな。」
「なぁ、ガル、ここから出てきたのに、それは覚えてないのか?」
「リュート!あんたはデリカシーってもんが…」
「いや、いい。
そうだな、全く見覚えは無い。リュートも操られていた時は覚えてなかったんだろ?」
「あ、そうか。そーいやそうだな。じゃ、しょうがねぇか。」
ガルの態度にシーファはニーナを顔を見合わせた。もう、大丈夫。それがとても安心できた。
暗闇の道を進み、マグマの広間に出ると、ガルの表情に影が落ちた、が、リュートの興奮して3人を呼ぶ声に感傷に浸る暇は無い。
「こっち、こっち!さっきまでとは全然違うぞ!」
リュートが指差すのは、先日、マティリが出てきた洞窟の奥へと続く道で、少し入ると今まで歩いてきた道とは全く違うちゃんと造られた階段が下にむかってらせん状に伸びていた。
壁には光る苔のような物が群生していて、ぼんやりと明るい。
「たいまつはもう必要なさそうだな。」
「なぁ、ガル、ここから出てきたのに、それは覚えてないのか?」
「リュート!あんたはデリカシーってもんが…」
「いや、いい。
そうだな、全く見覚えは無い。リュートも操られていた時は覚えてなかったんだろ?」
「あ、そうか。そーいやそうだな。じゃ、しょうがねぇか。」
ガルの態度にシーファはニーナを顔を見合わせた。もう、大丈夫。それがとても安心できた。