「じゃ、最初の目的地はそっちの島ね。
もしかしたら島同士の交流があって、地元の人しか知らない航路があるのかも。」
ニーナの言葉に、同意しない理由はなかった。
息巻いていたリュートもそういうことなら、と納得する。
興味深そうに4人の話し合う様子を見ていた鯨とイルカに別れを告げ、情報収集と食料やその他もろもろの補給の為、一旦別の島に向かう事になった。
ここから西に少し行った所にある島、ミチモラ島へと。
帆を掲げ、風を受けて船はゆっくりと走りだす。
新しい冒険の予感に胸は高鳴るばかりで、シーファ達は知る由も無かった。
マシュー号の後方で、1隻の大きな帆船がこちらの様子を伺っていたことを。
もしかしたら島同士の交流があって、地元の人しか知らない航路があるのかも。」
ニーナの言葉に、同意しない理由はなかった。
息巻いていたリュートもそういうことなら、と納得する。
興味深そうに4人の話し合う様子を見ていた鯨とイルカに別れを告げ、情報収集と食料やその他もろもろの補給の為、一旦別の島に向かう事になった。
ここから西に少し行った所にある島、ミチモラ島へと。
帆を掲げ、風を受けて船はゆっくりと走りだす。
新しい冒険の予感に胸は高鳴るばかりで、シーファ達は知る由も無かった。
マシュー号の後方で、1隻の大きな帆船がこちらの様子を伺っていたことを。