エレベーターから降りロビーに向かうと一部の空間だけ黒いオーラが漂っていた

小さく溜め息を吐き出してその場所まで歩いていく


ソファの周りには数人の男達が囲み、そこに座る男は足を組み目を閉じていた


「お待たせしました光世様」


ゆっくりと目を開けて見ている瞳に背筋が凍るようだった