全身で光世さんを感じた


汗ばみ息が上がり、長い黒髪から覗く瞳に見つめられると心臓が高鳴った


未知の扉が開き、今まで発したことのない声が出て腕にしがみつき痛みと愛しさが溢れてきた


力強い腕の中で息を整えながら甘い空間に包まれていた