伝えようと何度も思ったが、なかなか言えなくて今日の日になってしまった


あの時借りた小さなハンカチを返した


少し考えて、そのハンカチの事を思い出した美帆はあの時と同じ笑顔を俺にくれた


まだ二人きりでいたい。そんな気持ちは叶わず、部屋の外が騒がしくなってきた