今日は客とのアフターの約束がある
空を見上げ、煙草をすいながら
客を待つ。
おっせぇなー。
んで来ないんだよ
そう思っていたとき、
「ごめん、待った!?」
近づいて来る足音とともに声がした
真二という20歳の大学生だ。
茶髪のロン毛に、犬みたいな優しい顔。
「ぅうん、今来たばっかりだよ☆」
にこっと微笑んで見上げる。
純情な真二はそれだけで
真っ赤になって、
「今日は行きたいところあるんだ」
と言ってぁたしを車に乗せた。
゛行きたいところ゛
なんて大体予想はついてるよ
男なんてどうせ.......