好きなのかな…私…。

こんなに…苦しいよ…。


「あっ!忘れてた…由佳にタオル持っていくんだった…!」

私は携帯を机の上に置いて風呂場にタオルを置いて…自分の部屋に戻った。

それから由佳が戻ってきた…。

それから寝る準備をして…しばらく話をして眠りについた…。


次の日

私が先に目が覚めて…由佳を起こした。
「由佳…起きて…。」
「うーん…。おはよう」

それから…二人で学校の準備をして家をでた…。


「ねえ…有姫昨日翔くん何の用だったの?」
「えっ…なんか放課後…屋上に来いって…。」

「告白でもされたりして…。」
「ないよ…。」
「絶対っていえる?」
「…わかんないよ…。」
「楽しみだね!結果きかせてね…。」
「由佳あ…!」
「(笑)」
しばらくすると…私を呼ぶ声がした。

聞き覚えのある声だった…。

「有姫…!」
私は振り返ると…走って近寄ってきた…。
「あれ…今日自転車は」
「いや…ちょっとな…」
「?」
「由佳チャンちょっと有姫借りてくな!」
「うん…」
翔はいきなし私の腕を掴んだ…!

「ちょ…何?」
「いいから…」
「痛いよ…」
なんなんだろう…。

学校の裏に引っ張り込まれた…。
「何?」
「お前…いい加減気付けよ…。」
「はっ?」
「はっ?じゃねえよ…。」
「いや…意味わかんないから…。」
「もういいよ…気づくまで俺は待つから…。」
何の事?

私は意味が分からず…教室に入った…。

そんなとき翔は素っ気ない表情をしていた。
ったく…なんなんだよ。
人の気も知らないで…
俺はそんな事を思いながら有姫をみていた…。

目があった…。

二人は目を反らした…。


気まずい日が一日過ぎた…


放課後…

翔が近寄ってきた…。
「今日話たい事あったけど…やめとくわ。」「…うん。」

私と翔は気まずい空気の中…教室をでた。