しばらくして、



「大丈夫?」



びっくりした。



掲示物がいつの間にか全部



はられてた。



「蘭ちゃんショックだったっしょ。」



『うん…。』



「大丈夫?ほら、レモンティー。」



『ぁ、これ大好きなんだ♥

 ってか掲示物、任せっきりで

 ごめん。』



「気にすんなって。」



『ありがとう。』



それから、ふつうに授業を受けた。



萩の姿がない。



あんな事しといてなによ。



内心でそうつぶやいた。



ガラッ……



「センセ、蘭は?」



大きく叫んでる。



は?……