「先にご飯食べない?お昼まだ食べてないし」

「そうだな、磨梛抖もそれで平気?」

「いいよ」

「じゃ、この近くにあるところに行こう」


入ったのは園内にある可愛らしいレストランで慄梛たち2人は喜んでいる


「てかさ、慄梛その袋なに入ってんの?」

「さっき、瑞梨と一緒に買ったんだ」

「シャーペン?」

「うん♪みんなでお揃いのを選んでみたの」

「これから、受験控えてるしね♪」

「そー言えばさ、俺と慄梛シャーペン交換して受験したよな」

「うん、磨梛抖が側にいるような気がして頑張れたんだよね」

「俺らもそうすれば良かったな…」

「だね、うちらはお守り交換したよね」

「したな、実はさ俺中身見て感動したんだよな」

「賢、あれ読んじゃったの!?」

「読んじゃったって、瑞梨、賢くんに手紙書いたの?」

「だって、なにを書いていいか分からないし、願い事も書いたんだけどさ…」

「だってさ、良かったな賢」


それから他愛のない話に花を咲かせご飯も済ませてまた遊園地に戻った