――――磨梛抖――――


慄梛たちと水族館で別れたあと

"本当はりっちゃんは家に帰りたいはずだからなんとか、連れてってやってくれないか"


って碧兎さんから電話があって、賢にも伝えると



「そんなん、簡単じゃん?磨咲飛は家にいんの?」

「いると思うけど」

「電話貸して
おっ、もしもし?
磨咲飛さ、ちょっと重要な頼まれごとしてくんない?そうそう、それで…」


賢と磨咲飛との電話を隣りで聞きつつ電話が終わるのを待つ…


「ん、そうそう。じゃ、そっち行く前にまた連絡するな」


電話を切ると賢は携帯を差し出した


「話しついた?」

「おう、ばっちし♪ちょっとしたサプライズ付きだけど任してよ」

「賢、マジでありがと」

「いえいえ
つか、お礼なら磨咲飛に言ってやってよ、多分、今頃頑張ってるからさ」

「ん、ちゃんと言うよ」

「よし、もーそろ、ここ出ないととヤバい頃だし行こうぜ!!」


と、水族館を出ると警備員の人が公園を抜けると遊園地に近いって教えてくれて公園を抜ける寸前でバスケをしてる子供達が目に入った賢は見事混ざった


そして、いつの間にか俺も夢中になってた…



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