『気になる人は何人いたかな?
最初はティファくん!!』


と、いう掛け声で水中から1m位の高さに
張られたロープの上を



『1、2、3、4、5、ティファくんは5人のお客さんを気になったみたいですね!!』


ジャンプして飛んだ数だけ選ばれるみたいで



『次はティラちゃん!!
ティラちゃんは組で気になるみたいです』

『1、2、さー、ティラちゃんは2組気になったみたいです!』

『では、気になる人を教えてもらいましょう』


と、準備をし始めて


「これだったら、前に座っておけば良かったな」

「でも、慄梛とわたしは満足だよ」

「ありがと、磨梛抖賢くん」


と、2人が立ち上がるとビーチボールが飛んでくる


『おめでとうございます♪
そこの立ってる2人前のステージへどうぞ』


「えっ!?
わたしたちのこと…?」

「ほら、行ってこい」


戸惑いながら、慄梛と相沢はステージに上がり


『今日はお2人で来たんですか?』

「4人で来ました」

『では、お連れ様にもステージに上がってもらいましょう!』


「"お連れ様"って俺らのことだよな…?」

「じゃなきゃ、誰だよ。賢は相沢の彼氏だろ」


さっきの慄梛と相沢並に戸惑いながらステージに上がることに…