「慄梛ちゃん、今日こそティファくんみようか」
「そうだな、あの日慄梛楽しみにしてたもんな」
「午後のラストショーをみようよ」
「本当?ありがと♪」
「いえいえ、それまではペンギンとかアシカとかみよう」
賢が前回見られなかったイルカショーのことを言ってくれて、それまでの時間までペンギンに魚をあげてみよう体験とかを楽しんで気づいたらイルカショーが始まる時間になっていた
「そろそろだね、どの辺に座る?」
「一番前じゃ水がかかるかもな」
「じゃ中央にするか」
席も決まり始まるのを待ってるとアナウンスが流れた
『間もなく、イルカの男の子のティファくんと女の子のティラちゃんが登場します』
ステージの脇から2人の調教師さんが入ってきて
『お待たせしました。今からティファくんと
ティラちゃんを呼んでみたいとおもいます♪』
『ティファくん!!ティラちゃん!!』
と、いう掛け声で2頭のイルカが鼻にボールを乗せて出てきた
「慄梛みてみて」
「わぁ~、可愛い♪」
『では、自己紹介します‼︎
ティファくん、はぁい』
という掛け声で青いボールを乗せてた
イルカがジャンプして歳の数だけ鳴いたり
2頭のイルカがボールのパスをしあったりしてショーも終盤になって
『続いてティファくんとティラちゃんに気になる人を選んで貰いましょ』
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