「りっちゃん、自分の気持ち大事にしないと…
しないと後悔するよ?
考えんのは、そのあとで出来るしさ?
つか、りっちゃんはどうしたいの?
漠然としたことでもいいから頭に巡らせてごらん?」



碧兎さんの言葉を
そのまま頭の中で巡らせて、浮かんだのは…



「いつまでも、一緒にいれたらなって…」

「答え出てるじゃん、今言ったことがりっちゃんの本当に願ってることじゃん?
その気持ちに従って上手くいかなかったりしたら、また一緒にこうやって考えよ」

「ありがとございます」

「ううん、妹が悩んでるのに放って置けないって土曜日楽しんでおいで」


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  土曜日


「変じゃないですか?」

「ううん、変じゃないよ。凄く可愛い♪」

「あとは、待ち合わせの時間までリラックスね」


真妃さんとキイさんがコーディネートしてくれた服にメイクを鏡ごしにみる


「…じゃないみたい」

「びっくりした?
でも、そんなに手を加えてないんだよ」

「いつものような雰囲気を変えるようにしてみるだけでも変わるもんね♪
気に入ってくれた?」

「気に入りました!!」

「じゃ、待ち合わせ場所まで送っていくよ」


と、少し時間までは早いけどキイさんとお店を出た



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