「てことは、もっと聞いたりしたら
慄梛ちゃんに早く再会出来るかもな!!」



俺の喜びを代弁して裕也はニコッと笑った



「ありがとな…」

「よし、今から駅で情報収集だ!!」



と、着替えだす裕也…



「へっ?」

「ほら、早く着替えて聞きに行くぞっ!
磨梛抖は家帰る時間までびっし聞いてもらうんだからな」

「おぅ…」

「となりゃ、磨梛抖も早く着替えろ」



と、裕也に進められて?
俺も着替え家を出た…



だけど、朝早すぎるせいか人もまばらでそれでも、俺と裕也は慄梛のことを聞いて回った…





「すいません、この子見たことないですか?」

「いや、ないね」



大抵こんな風に終わるけど、それでもどんなに小さな情報でも欲しい何度も諦めようとしただけど










「これって…」

「知ってるんですか!?」

「いや、人違いかも…」



と、コンビニから出て来た茶髪と金髪の間の
頭色をした男の人が答えた…





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