私、園田 三波(ソノダミナミ)は
ただいま悩んでいます。

高校へ無事入ってもう7ヶ月。
友達もだいぶ出来て、楽しい毎日のはず。
でも、7ヶ月もしたら、周りはカップルだらけ。
皆恋人のほうに行ってしまった。

残ったのは私と親友の山村ハル。
毎日二人で遊びにいってます。

「三波ー、皆、男に走っていっちゃったけど、うちらゎ
 つくらんとこーねぇ!!」

「うん!そうやねハル!絶対やでッ!??」

しかし・・・・
裏切りは恋愛につき物―――。

「えぇッ!??彼氏が出来たァ!?」

「ぅン・・ご、ごめんなぁ、三波・・」

「うせやー!なんでぇ??そんなぇえもんなん!?」

ハルの話では、告られて、断ろうと思ったけど、
話し合って意外といい奴だったということ。
そして私のハルを取った、忌まわしき男の名は…

柿崎 悠(カキザキ ユウ)

くそう・・・負けた・・・。
こうして私は孤独になった。