碧『つぐみ…悪い。今メール見た』
2時間が過ぎようとしていた時、碧唯が私の教室にやってきた。
つ『碧唯。ごめんね…勝手に帰り待ってて』
うざがられるかなとか不安もあったのに、碧唯は笑顔で私を抱きしめてくれた。
碧『帰り待っててくれるとか、すげぇ嬉しかった。でも…何かあったんじゃないのか?』
つ『…あ…実はね、伊吹から電話があ』
碧『まさか会ったのか!?』
力強く私の肩を掴み、怖い顔で私を見てくる。
つ『ううん。電話だけだったんだけど…あいつの声聞いたらね、碧に会いたくなっちゃって』
碧『つぐみ…』
碧が私の額にキスをしてから、また私を抱きしめる。
つ『かな』
碧『決めた。つぐみ、今日は俺ん家来い』
つ『…へ?』