つ「…はぁっ…はぁっ…」




ガバッと起き上がった私。




あれ…?





なんだ。夢…だったんだ。





碧「大丈夫か?凄いうなされてたけど」


つ「…碧唯?」





ベッドに座った碧唯が私の頬に触り、心配そうに私を見る。





碧「ん?」



私を優しく見る碧。



つ「碧!」



私は碧に抱き着いた。




碧「つぐみ?そんな怖い夢でも見た?」





碧唯が私を抱きしめながら、そう聞く。





怖い夢なんてもんじゃないよ。


何で今更あの男の夢なんか…
てか伊吹も結城も。







つ「…って何で碧唯がいるの?」




ふと気付いた私。




碧唯から離れ、碧唯の顔を見る。
碧唯は私にでこぴんをして笑った。





碧「覚えてねぇの?昨日俺ん家泊まったろ」


つ「・・・あ!」