俺は浜中仁(はまなかじん)M学園に通っている普通の中学3年生。M学園は普通の学校より三倍も月収が高くてお嬢様&お坊ちゃん学校。俺の親父は銀行の会長。だから普通の家庭よりいい暮らしをしていると思う。俺は、駅から学園に向かう途中後ろから同じ制服の奴がいた。なにやらスキップをしながら幼稚園の子が歌うような鼻歌を歌っている。こいつはただの馬鹿にしか見えない。こいつは隼人だ。隼人は俺の同級生。小さい頃から仲がいい(?)「仁〜おはぁ」と隼人が俺の肩を叩いて言った。「隼人、俺の肩に馬鹿菌を移すな。」「えぇ〜馬鹿菌ってひどいなぁ〜」と俺は、無視して早歩きして学園の校門まで入った。しばらくして隼人が「仁!!桐谷さつきがいる!!」俺はその言葉に敏感になって隼人の視線の方向を見た。桐谷さつきがいた。