あいつらはどうしているだろう。。。

ふと、思った。。。。
なぜだかわからない。。。

自分が高校を中退し
アルバイトして生活をしている自分に
対し、普通の学校生活をしているあいつらに
嫉妬でもしているのだろうか。。。
普通の学校生活をしているあいつらに。。。
普通の。。。。

ピーンポーン!

身体がビクつく。
一瞬、せなかにチクチクと針が
ささった感じがした。

ドアの外を、穴からのぞいた。。
ボロい木のドアの前には
男が立っていた。。。
50代ぐらいのヒゲをはやした男が。。

僕は、ドアをゆっくりあけた。。。
ザーーーッザーーーッ
雨の音が強くなった気がした。。

男は、僕に何かをいっている。。。
「きみが。。。。■の。。。。。」
男は、つぶれかけた声で言う。。
「■の。。。■の。。」

その瞬間、いっきに記憶がよみがえる。。
目がつよく開く。
そして、すぐにこの男がだれなのかわかった。。