朝からそんなことがあったせいで私の頭はいつも以上にパンク状態。
「…居候…かぁ〜」
ため息混じりで言った私。
「居候?どうしたのよ?」
いつから居たのか分からないけど沙織が聞いた。
「実はねぇ…」
――――――……
「…と言うことだったのよ…」
何とか全部話終えた私。
でもなぜかその横で目を輝かせている沙織。
正反対にも程がある私たち。
「まじで!いいじゃない!恋人が一つ屋根の下で…あんなことや、こんなこと…キャーッ」
何て一人で騒いでいる沙織に冷たい視線を送った。
「何よ!?その目は!」
「別にぃ」
ったく!
彰人の事何にも知らないくせにぃ!
知ってもらっても困るんだけどね。
でも!
みんなの前では
良い子ブリなんだから〜!
私の前になるとドSなんだからね!