それから一時間が過ぎ、雷太が店を閉めた。




『二人とも待たせて悪い。

俺二人に謝らないといけないんだ。


早く言うと、今美和の腹の中に俺の子がいる。』




子供ぉ!




何でそうなるの?




「子供って、美和が雷太の子を妊娠したって事だよな?

おまえらいつから、そんな関係になったんだよ。


俺訳分かんねぇんたけど。

はぁ、一体どういう事だぁ。」





雷太が頭を書き出した。




『2ヶ月前、美和が一人で店に来て、その時彼氏と別れてやけ酒飲んで、


かなり酔ってて、俺のうちに連れてって、


そのつまり、そのまましちゃった訳で、


それで出来ちゃったみたいなんだな。』





「 「 はぁ! 」 」




蔵人と私の声がハモった。