『亜喜良大丈夫か?顔色悪いぞ。


早く帰って休めよ。


俺店あるから送ってやれないから、


蔵人に送って貰えよ。』




「いい、大丈夫だから心配しないで。」




『亜喜良、遠慮するな、俺今日車だから送って行くよ。』




渋る私を無理矢理立ち上がらさせる。




『蔵人、亜喜良頼むな。亜喜良後で電話するから、


今度の休みまでに元気になれよ。


亜喜良の好きなとこ連れてってやるからさ。』





雷太、このまま蔵人と帰りたくない。




蔵人が怖い。




私を無理矢理車に乗せる蔵人。




「亜喜良、何そんなに警戒してるの。


俺がそんなに怖い。」