-璃子SIDE-


キ、キス・・・。


陸としちゃった。


でも、あれはあたしの後ろの棚が倒れてきて


だから、あたしは悪くないんだよね?


でも、逃げてきちゃったよ・・・


「全然目、合わせれんかった・・・」


そんなことを思いながら塾へ向かった。


「あっ・・・!!」

「お!!!」


「陸、一緒に行こ?」


「お、おう!」


やっぱり沈黙が続いちゃった。


ウィーン


「こんばんは、よろしくお願いします」


陸が言った。そうしたら奥の方からだれか来た。



「こんばんは、よろ・・・」



――――――――――――――!?!?!!