「!!陸?ゴメン!!」


「いってえよ。靴なんかなげんじゃねえよ」


「ゴメン、本当ごめん。ほっぺ大丈夫?痛くない?」

痛いに決まってる・・・

・・・。頬に温かいぬくもりが感じた。


顔が、近い。照


でも、こんな姿を見られたくなかったから


「大丈夫」


と平然にふるまった。

だが、あいつは・・・


「やっぱ痛いでしょ?保健室いこ」

「大丈夫だって」

「ウソ、行こ」

と言うと、無理やり手を引っ張られた。