「ほらほら急いで行くよ



 綾乃さんはすごく忙しいんだから」




あたしは急いでるのに




もっとせかす笑怜奈ちゃん




あたしはスピードをあげて




二人のほうへ向かった




「綾乃さん家は




 たしかここから近かったはずだね」




そんな瑠香ちゃんの言葉をきいて




あたしたちは




徒歩で行くことにした