優夏が傷ついてるのは分かってる。

なのに

離れた手を

もう一度繋ぎ直す事ができなかった。

俺は優夏が好きで

優夏も俺の事が好きなのに

触れそうで

触れられずにいる

心の距離を

大きく感じた。