「天宮先輩!今日はどうしたんですか??」


「ん~、ちょっと椎に会いにきたんだ♪」



やっぱり……


ふと天宮の方を向くと、女達が一列に並んでる。

それはただ、たかっているのではなく…
まるで、通れないようにする形で、、



「天宮先輩は私達の憧れです。カッコ良くって、優しくて…。でも、椎ちゃんに近付ける事はできません。」



一人の女が天宮に言った。


全然意味が分からない…

椎凪に近付けない??
どういう意味だ、、、


女達が団結してまで、近付けたくないのか??



「君に言われる事じゃないけど…」


「もう、これ以上椎ちゃんを苦しめないで下さい。」



苦しめる??
椎凪…コイツと何かあったのか??

椎凪を見ると、外を見ていた。