「おはよう♪」



後ろからニコニコした椎凪が、教室に入ってきた。


クラスの男子は明らかに、元気になっていた。



「どうしたのよ。ボーッと突っ立っちゃって…」


「い、いや。何でもない…」


「…ふーん。」



椎凪は曇った顔で席に着いた。


その後、ラブラブの慎と遥が登校。



「「おはよう♪」」


「なー、遥。何で慎を起こせるワケ??」


「慎?慎は私の声だと起きるの♪ねー」


「おう!!」


「あっ、でも椎凪も起こせるよねー♪」


「まあねー☆」



何で俺だけ起こせないんだよ。
何か仲間外れっぽい……



「「「きゃー!!天宮先輩!!」」」



あ、天宮!?
何で…


椎凪に会いにきたのか??