「よし、事情はよーっくわかった!!先生は感動した!その優しさに乾杯!!」

「は、はい…それであの…あたし如月さんの荷物を持っていきたいんですけど…
保険の先生が戻り次第帰れるように」

「よしわかった行ってこい」

なぜか世界史の先生は熱血だ。
担当教科は体育なんじゃないかって疑うくらい。

「ありがとうございますっ」

まぁ…あたしが世界史の成績が抜群に凄くってのもあるだろうね

得意でよかったー。

ま、あっつくるしけどね

あたしは少し速歩きで保健室に向かった。

「おとー?」

あっ先生!

「こ、こんにちは」

ニコッと微笑む先生。

「体調、悪いの?」

有無を言わせぬこの笑顔。
怖い!どんな先生より怖いよっ!!