[ren]





学校に行きたくない・・・。





今・・・2人の顔見たら・・・ヤバイって・・・。





「でも・・・行かなきゃ・・ダメだよね」








学校に着くと目の前にはしゅんがいた。



「オッス!!凛」

「おはよ」ニコッ




苦しい・・・笑えない。






「あのさ・・・昨日のことなんだけど・・手伝ってくんね?」

「どしたの?」

「俺・・今日告ろうとおもうんだ」








・・・・・え・・・










「そんな急に?」





嫌だ・・・・。





「おう!早いほうがいいだろ」


「そっかな・・もう少し待ったほうが」



やめて・・・・。




「でも鮎川かわいいし人気あるし言うなら今じゃね?」


「そうかも・・・だけど」




お願い・・・・・。




「なっ!!今日放課後呼び出してくんね?」


「えっ・・・・・うん」




何で・・・・・。





「まじ!!!ありがと俺お前のことスッゲーすきだぜ!!」


「ははは・・・」




じゃー・・・私にしてよ・・・。







「よろしくな!!凛」


「うん!!!がんばって」






思わせぶりなこと言わないでよ・・・。





よけい・・・傷つくじゃん・・・・。








今の私の救いは


しゅんが私のことを





     凛


と呼んでくれていることだけだった。