[rin]





「私、告白しようと思うの」











私は西川凛、普通の高校2年生。

今は幼稚園からの親友の鮎川奈菜とお昼ご飯中。

「ハァ!!??奈菜好きな人いたの??」

「うん・・・言うときは1番に凛に言おうと思って」

「そっか・・・で!!!相手は誰??」

「・・・しゅん君///」








・・・・え・・・?




そんな・・・・・・・。







「何でしゅんなわけ?」

「だってねしゅん君いつもかっこいいし、優しいから」




しゅんは男友達中高いつも一緒だった。

それでも私は今の関係を壊したくなかったから、

奈菜と私としゅんの3人が好きだったから・・・。







私だって・・・・しゅんが好きだよ・・・・。




奈菜よりずっと好きだった。






「そっか・・・がんばれ」ニコッ



でも・・・そんなこと言えない・・・・・。



奈菜は家族より大切だから・・・。







「でね!凛にお願いがあるの・・・」


「何何??何でも言って?」





「しゅん君に奈菜の事どう思ってるか聞いてほしいの」






・・・・・最悪。






「分かった・・・じゃあさっそくしゅんに聞いてくるね」


「ありがと!!!」








たぶん・・・私、今ものすごく酷い顔してる・・・・。





もぉ・・・・ヤダ・・・・。









たかが5~6分の会話が私にはひどく長い時間に感じられた。





「・・・・しゅんに聞くのは、メールでもいいよね・・・」






私はその日、午後の授業をサボった。