そして間も無く元いた車両に戻ってきた。
「ん~………!!
あったぁ!!!」
だいぶこの状況にも慣れ、平常心を保ちつつあった。
これもニコのおかげだろう。
私は鞄を持ち上げた。
「外…でるべ」
「そうだね。
でも……どうやって?」
するとニコは電車の出入りの近くまでいって、右上に手を伸ばした。
「ここ開く。」
そしてとびらが開いた。
「よっ……と
ん、手貸して。」
「い、いいい、いい!!」
「?
なんで?さっきの事気にしてるの?」
「くっ……
そうよ!悪い!?」
「……クスッ
可愛いなぁ」
まただ、また顔が熱くなった。
モジモジとためらっていると、
ニコが何か言った。
すると、私の体を持ち上げた。
そのままお姫様抱っこの形になった。
「ちょちょちょ!
下ろしてぇー!!」
私の発言は無視されて、
「ちょー軽い、めっちゃ軽い」
ニコは私を振り回した。
「ん~………!!
あったぁ!!!」
だいぶこの状況にも慣れ、平常心を保ちつつあった。
これもニコのおかげだろう。
私は鞄を持ち上げた。
「外…でるべ」
「そうだね。
でも……どうやって?」
するとニコは電車の出入りの近くまでいって、右上に手を伸ばした。
「ここ開く。」
そしてとびらが開いた。
「よっ……と
ん、手貸して。」
「い、いいい、いい!!」
「?
なんで?さっきの事気にしてるの?」
「くっ……
そうよ!悪い!?」
「……クスッ
可愛いなぁ」
まただ、また顔が熱くなった。
モジモジとためらっていると、
ニコが何か言った。
すると、私の体を持ち上げた。
そのままお姫様抱っこの形になった。
「ちょちょちょ!
下ろしてぇー!!」
私の発言は無視されて、
「ちょー軽い、めっちゃ軽い」
ニコは私を振り回した。